「気づけば服が増えている」「つい似たような服ばかり買ってしまう」——そんな経験、ありませんか?
じつは、衣替えはクローゼットを整理するだけでなく、お金の使い方を見直す絶好のチャンスでもあります。
服の整理を通じて、買い物のクセやムダな支出に気づけば、家計はもっとラクに整っていきますよ。
今回は、FP2級保持・元銀行員で”頑張らない家計管理”を実践中のライターしばが、家計が整う衣替え術をわかりやすくご紹介します。
衣替えは家計改善のきっかけになる!
・同じような服ばかり買ってしまう
・買ったのにほとんど着ていない
・服はたくさんあるのに、着たい服がない…
そんなお悩み、ありませんか?
気づかないうちに服が増えてしまう原因は、自分の好みや必要な服の量を把握できていないことにあります。
そのままにしておくと、ムダな支出がかさみ、クローゼットは着ない服であふれてしまうことに…。
定期的に衣類を見直す習慣をつければ、ムダな買い物を防ぎ、本当に必要なものだけにお金を使えるようになります。
家計が整う衣替え術!節約につながる見直しのコツを解説
節約につながる衣替えのポイントは、ただ服を整理することではありません。手持ちの服を通して、自分のお金の使い方や買い物のクセを見直すことが大切です。
以下の方法を参考に、クローゼットを開いて「何を持っていて、どれを着ているのか」をぜひ確認してみてくださいね。
【家計が整う衣替え術1】半年に一度、手持ち服を棚卸しする
手持ちの服を見直すタイミングは、季節の変わり目、つまり年に2回の衣替えの時期がベスト。そのシーズンに実際に着た服を中心に、クローゼット全体を見直してみましょう。
チェックするポイントは、以下の3つです。
・服の量:ボトムス、トップスの枚数は?
・服の質:ほつれや汚れはない?
・服の種類:形や素材は自分に合っている?バランスは取れている?
このように、服を「棚卸し」することで、必要以上に似たような服を買ってしまうムダを防ぐことができ、節約にもつながります。
【家計が整う衣替え術2】一軍・二軍・三軍で服を仕分ける
服の見直しが終わったら、次は手持ちの服を「一軍・二軍・三軍」に分類してみましょう。
このときのポイントは、「好きかどうか」ではなく、「実際に着た回数(=使用頻度)」で仕分けすることです。
どんなに気に入っていても、出番が少なければコストパフォーマンスは低め。逆に、よく着ている服は自然と使いやすく、今の自分に合っているものです。
着る頻度で分けておけば、毎朝の服選びも格段にラクになりますよ。
一軍・二軍はそのまま保管し、三軍は思い切って処分を検討しましょう。リサイクルショップに持ち込めば、ちょっとした臨時収入になることも。
「もったいなくて捨てられない…」という方は、"一時置き場”を作って1カ月様子を見るのもおすすめ。着なければ処分、というルールをつくれば、迷わず手放せるようになります。
【家計が整う衣替え術3】出番が少ない服から「自分の好み」を発見する
服を仕分けたら、次に二軍・三軍の服を見返して、「なぜあまり着なかったのか」を振り返ってみましょう。
たとえば、出番が少なかった理由として、こんなパターンが考えられます。
・デザインは好きだけど、着心地が悪かった
・洗濯機で洗えず、お手入れが面倒だった
・セールで安かったから買ったけれど、着たら似合わなかった
・手持ちの服と合わせづらく、コーディネートに悩んだ
・人にすすめられて買ったが、自分にはしっくりこなかった など
こうした原因を振り返ることで、自分の「本当に着たい服」「着やすい服」の傾向が見えてきます。
その結果、買い物の失敗が減り、今の自分にちょうどいい服を選べるようになりますよ。
服の数は「管理の枠」を決めてコントロールする
「つい服を買いすぎてしまう…」という方には、あらかじめ持つ服の数を決めておくのがおすすめです。
たとえば、ワンシーズンにつきトップス7枚、ボトムス7枚などと枚数を決めておき、それ以上は増やさないというルールを作っておけば、衝動買いやムダな買い足しを防ぎやすくなります。
「枚数で管理するのは面倒…」というかたには、“管理の枠”を先に決めておく方法がおすすめです。
・ワンシーズンの服は「ハンガーにかかる分」だけにする
・引き出しに入る分だけ持つ
このようにスペースで上限を決めることで、自然と服の量がコントロールでき、ムダな出費も抑えられます。
衣替えは、節約と家計管理の第一歩!
家計管理の第一歩は、自分のお金の使い方を見直すことから始まります。
衣替えは、自分の服の好みや買い物の傾向を知るいい機会。どんな買い物が満足度を高め、どんな買い物がムダになりやすいのかを、客観的に振り返ることができます。
この記事を参考に、ぜひ一度クローゼットを見直して、お金とのつき合い方を振り返るきっかけにしてみてくださいね。
◼︎執筆/しば
FP2級・元銀行員のライター。がんばらない家計管理と“仕組みでまわる暮らし”をテーマに、家計・子育て・暮らしの記事を執筆中。二児の母。Instagramは@shi_ba_1106。
編集/サンキュ!編集部